2012/11/25

上杉隆のメールマガジンを解約した 1

先日、上杉隆のメールマガジンを解約した。特に支持者でもなく、かなり批判的な見方をしていたのだが、ちゃんと見ないで批判しても説得力がないし、どんなことが書かれているのか知りたいという程度の読者だった。

ニコニコ動画のページから解約手続きをしようとすると、「どうして解約するのか理由を教えて欲しい」と入力フォームが現れたので、ちょっと真面目に書いてみた。改善されることはあまり期待していない。

次にフォームに入力した内容を一部引用して、その後に内容を説明する。

解約理由として以下に様々な問題点を挙げますが、結局は「問題点が改善される見込みがまったくない」ことが主な解約理由です。

1.配信頻度に偽りあり
このメルマガの更新頻度は「ほぼ日刊」だそうです。10月の配信は書き起こしを入れると14回、それらを入れないと12回です。10月は31日ありますから、14/31*100=45.16(%), 12/31*100=38.71(%)で、日刊率はどう計算しても50%を下回ります。これで「ほぼ日刊」とうたってはいけません。
11月は1日~11日までは事前に何の連絡もなく配信がありませんでした。これも問題です。そして11月の配信は20日時点で書き起こしを入れると6回、入れないと4回です。同じく6/20*100=30(%), 4/20*100=20(%)で、日刊率は20~30%です。「ほぼ日刊」とは程遠い。

要は配信が滞っているということ。ただし、これを送った後に、まぐまぐのメルマガの配信頻度も確認してみたところ、「【発行周期】ほぼ日刊(土日祝祭日・年末年始を除く)」と書いてあった。ニコニコ動画のブロマガ(私が契約していた方)では「更新頻度: ほぼ日刊」と書いてある。これはどういう意味なのか。

日刊だけど、土日祝祭日や年末年始には発行されないから「ほぼ」なのか?などと解釈してもややこしくなるだけなのでそんなことはしない。古くは日垣隆から、最近話題になっているものとしては家入一真や津田大介など、個人が発行している有料メルマガが予告された周期で発行されない事例はいくつかある。

読者としてこれに対応するには、予定通りの発行頻度で発行されないメルマガは即解約するしか対処方法はないだろう。待っていてもほとんど誰も催促せず、発行されるかどうかは発行者次第なのが現状のメルマガシステムだからだ。この辺りはちきりんにより触れられているが、その内容を見ると今後あまり質を期待してはいけないメディアとなっていくように思える。

ところで上杉隆のメルマガ発行頻度だが、ウェブ魚拓に残っている履歴で調べてみると、2012年9月3日時点では「【発行周期】毎月 15日(年末年始を除く)」、つまり月1回を予告していたことがわかる。バックナンバーを見てみると、実際は週一回程度の発行だったようだ。上杉は9月19日に「ほぼ日刊」を宣言した。現実はこれまで書いてきた通りである。急に原稿を短い間隔で書こうとしたけれども、それができなかった、ということなのだろう。

(続く)

参考

[メルマガ] #3 読者も脱力する「上杉隆の東京脱力メールマガジン」
http://d.hatena.ne.jp/hagex/20120619/p10

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